『キンセンカ(カレンジュラ)』の育て方

植物マニュアル

キンセンカ(カレンデュラ)は、パッと明るいオレンジや黄色の花が特徴で、古くから親しまれている非常に丈夫な植物です。別名「ポットマリーゴールド」とも呼ばれ、ハーブとしても活用されています。

キンセンカ(カレンジュラ)の基本情報

  • 植物名キンセンカ(和名:金盞花)
  • 学名Calendula officinalis
  • 科名 / 属名キク科 / カレンデュラ属
  • 分類一年草(本来は多年草だが、暑さに弱いため)
  • 原産地地中海沿岸
  • 開花時期12月 〜 5月(冬から春にかけて長く咲く)
  • 花色オレンジ、黄色、クリーム色、アプリコットなど
  • 草丈20cm 〜 60cm(矮性から高性まで多様)
  • 耐寒性強い(霜にも比較的耐える)
  • 耐暑性弱い(夏には枯れることが多い)

キンセンカ(カレンジュラ)の育て方のポイント

置き場所

「日当たり第一」が元気の秘訣です。

  • 日当たり: 太陽が大好きです。日照不足になると花が閉じがちになり、茎が細くなってしまいます。
  • 風通し: 葉が大きく茂りやすいため、風通しが良い場所を選ぶと蒸れを防げます。
  • 冬の管理: 耐寒性は非常に強く、軽い霜なら平気です。ただし、不織布などで保護してあげると、冬の間も花が途切れず咲きやすくなります。

水やり

「乾いたらたっぷりと」が基本です。

  • タイミング: 土の表面が白く乾いたら、株元にたっぷりと与えます。
  • 注意点: 過湿(水のやりすぎ)が続くと根腐れの原因になります。特に冬場は土が乾きにくいので、指で土を触って確認してからあげるのが理想的です。

用土

「水はけの良い土」であれば、特に土質を選びません。

  • 鉢植え: 市販の「花用培養土」で十分元気に育ちます。
  • 地植え: 水はけが悪い場合は、腐葉土を混ぜてふかふかにしておきましょう。

肥料

  • 元肥: 植え付け時に緩効性肥料を混ぜ込みます。
  • 追肥: 花が咲いている間は、月に1〜2回程度、薄めの液体肥料を与えます。
    • 注意: 窒素分が多い肥料をあげすぎると、葉ばかりが巨大化して花が隠れてしまったり、病虫害に弱くなったりします。

お手入れ

こまめなメンテナンスで、春まで株を若々しく保てます。

  • 花がら摘み: 咲き終わった花は、種ができる前に茎の付け根から切り取ります。種に栄養がいかないようにすることで、次の蕾が次々と上がってきます。
  • 下葉の整理: 地面に近い古い葉が黄色くなったら、早めに取り除きます。これにより株元の風通しが良くなり、病気の予防になります。

病害虫

うどんこ病: 春先に葉が白く粉を吹いたようになることがあります。風通しを良くし、発生したら早めに専用の殺菌剤を散布します。

アブラムシ: 蕾や新芽に付きやすいです。見つけ次第、薬剤や粘着テープなどで駆除しましょう。